インドアファーミング実証実験
2025-02-13 10:22:23

サンゲツとプランティオが手がける新たなインドアファーミングサービスの実証実験

サンゲツとプランティオの提携によるインドアファーミングの実証実験



愛知県名古屋市に本社を構える株式会社サンゲツと、東京都渋谷区のプランティオ株式会社が新たな資本業務提携を結びました。契約が締結されたのは2025年2月7日。この提携により、両社はインドアファーミング事業の実証実験を行うことで、オフィス環境におけるコミュニケーションの活性化を目指しています。

提携の背景と目的


サンゲツは、幅広い建築市場に対応したインテリア関連商材を展開しており、その強固な販売ネットワークと空間提案の実績が特色です。企業理念には「全ての人と共に、やすらぎと希望に満ちた空間を創造する」という思いを掲げ、スペースクリエーション企業への転換を図っています。一方、プランティオは、農体験を通じて環境問題や生物の多様性に取り組む若手企業として注目されています。特に、IoTやAIを駆使した「インドアファーミングユニット」の開発に力を入れ、2024年4月にはプロトタイプを発表予定です。このユニットをオフィス向けに展開することを目指し、今回の提携が結ばれました。

インドアファーミングユニットとは


このユニットは、最新のIoT/AI技術を活用したテーブル型プランターであり、社内での気軽な野菜栽培をサポートします。アプリとセンサーを利用して、社員が楽しく野菜を育てることができる仕組みが整備されており、オフィスでコミュニケーションが生まれるきっかけともなるのです。緑豊かな空間で育てられた野菜は、従業員のウェルビーイングやクリエイティビティを高める要素になります。

今後の展開


この資本業務提携を通じて、サンゲツとプランティオはそれぞれの顧客ネットワークを活かし、インドアファーミングの実証実験や事業検討を進めていく予定です。目指すは2026年度のサービス開始。サンゲツは、オフィス空間設計に関する専門知識を駆使し、さらに魅力的な空間を提案します。そして、プランティオの栽培ガイドシステムを活用することにより、オフィスだけでなく、ビルの屋上や駅前など多様な場所での導入も視野に入れています。

各社リーダーのメッセージ


サンゲツの近藤康正代表は「プランティオとの提携により、食と農に触れる機会を提供することで、私たちが目指す空間創造の価値を向上させていく」と語っています。また、プランティオの芹澤孝悦代表は「この取り組みが、屋内外の農業を通じて、ウェルビーイングや環境負荷の軽減を実現する重要なステップになる」と期待を寄せています。

まとめ


サンゲツとプランティオの提携は、企業間の協力を通じて新たな価値を生み出す試みです。オフィスでのインドアファーミングは、社員の健康や創造性を育むだけでなく、持続可能な社会に向けた一歩となることでしょう。今後の展開に注目です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: サンゲツ インドアファーミング プランティオ

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。