若者向けの旅展
2025-07-17 10:47:24

若者の海外旅行を後押しする「それ、言ってよ先に。」展のご紹介

若者の海外旅行を後押しする「それ、言ってよ先に。」展のご紹介



2025年7月5日と6日の両日、中部国際空港セントレアにて「それ、言ってよ先に。」展が開催されました。このイベントは、中部国際空港株式会社と中京大学が連携し、大学生をターゲットにした海外旅行や留学に関する興味を喚起することを目的としています。

イベントの背景と目的


コロナ禍が収束しつつある今、若者の間で海外旅行への関心が薄れているという現実があります。2024年の日本のアウトバウンド旅行者数は1,301万人と、コロナ以前の水準には届いていません。また、日本国内のパスポート保有率も低迷しており、わずか17%に留まっています。これに対抗するために、中部国際空港は大学生向けの施策を強化することに決めました。

中京大学との意見交換の結果、学生の発想や視点を取り入れたプロジェクト「VOICE」を立ち上げました。これは大学生自身が主体的に運営に関与し、海外旅行への不安を取り除くことを目的としています。学生たちは、自らの視点で海外の魅力を発掘し、発信することで、同世代へメッセージを届けようとしています。

イベントの内容


「それ、言ってよ先に。」展では、以下のような企画が用意されていました。

1. 展示イラスト
「授業中にピザ食べがち」や「サングラスかけてる率高め」など、留学生活でのあるあるをイラストで表現し、親しみやすい形式で旅行の現実を紹介しました。参加者はイラストを通じて、海外の文化や生活について楽しく学ぶことができました。

2. 性格別旅行先診断
診断を通じて、興味や性格に合った旅行先が提案されました。タイやフランスなど、学生たちが好きそうな目的地を紹介し、具体的なイメージを持ってもらうことができました。

3. 世界の豆知識クイズ
「シンガポールで販売が禁止されている果物は?」など、世界に関する豆知識をクイズ形式で楽しみながら学ぶ機会も提供されました。

4. 海外のお菓子のつかみ取り
ドイツのグミやベルギーのビスケットなど、手に取って食べられるブースでは、実際の海外のお菓子に触れることで「食」から海外への興味を広げてもらいました。

5. 留学生との交流
中京大学の外国人留学生との会話の場を設け、実際に交流することで異文化理解を深める機会となりました。

6. 抽選会
チェジュ航空からの協賛で、ソウル行きの往復航空券が当たる抽選会も行われ、多くの来場者の目を引きました。

この展覧会には、約800人以上が訪れ、「海外旅行のハードルが下がった」とか「早く海外に行きたくなった」といった感想が寄せられました。受けた刺激を友人に共有することで、さらに多くの若者が海外への興味を持ってくれることを期待しています。

今後の取り組み


中部国際空港株式会社は、今後も若年層に向けた海外旅行の魅力を発信し続けていきます。このイベントを通じて得た学びや気づきを基に、さらに多くの若者がセントレアから世界へ飛び立つ手助けをしていく所存です。学生の力を借りながら、彼らの興味を引き続き喚起し、海外に出るきっかけを作り出すことが今後の大きな課題です。


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