アクアリピュアがニューズウィーク日本版SDGsアワード2024で社会部門賞を受賞!
愛知県北名古屋市に本社を置くKGホールディングスが製造・販売する浄水キット「アクアリピュア」が、この度「ニューズウィーク日本版SDGsアワード2024」において社会部門賞を受賞しました。この活動は、日本企業の持続可能な取り組みを広めることを目指すニューズウィーク日本版が始めたプロジェクトの一環として行われています。
アクアリピュアの特長と浄水効果
アクアリピュアは、浄水剤、シリコン漏斗、濾過用脱脂綿という3つの基本的な道具セットを使ったシンプルな構造です。使用方法はわずか「浄水剤を入れる」「混ぜる」「ろ過する」のたったの3ステップ。この手軽さにより、川や雨水を安全な飲料水に変えることができ、特に防災や上水道が不足する地域、アウトドアシーンにおいて非常に有用です。
選考委員からは、安全な水の確保の重要性が評価され、災害時にも活用できる点が、アクアリピュアの大きな強みとされています。水資源の確保は、世界中で共通の課題です。アクアリピュアが提供する手軽さと実用性は、これからの持続可能な社会に向けた大きな一歩になると期待されています。
受賞の背景とコメント
受賞式で KGホールディングスの杉本社長は、「早く行きたければ一人で行け。しかし、遠くへ行くためにはみんなで行け」という言葉を引用し、SDGsの理念が皆で協力して向かうべき未来であることを強調しました。彼は今後も地道に小さな努力を重ね、皆で共に遠くの未来を目指していく意志を表しました。
ZESDAの活動とアクアリピュアの普及
アクアリピュアを普及させるために活動する非営利法人ZESDAは、これまでにもトンガやトルコ・シリア地震の被災地への寄付活動を支援してきました。また、防災教育の進むトルコでの広報活動を通じて、アクアリピュアを海外に広める努力も続けています。国内においては、「ぼうさいこくたい2024 in熊本」に参加し、清潔な水の大切さを広める活動も行ってきました。これらの活動を通じて、アクアリピュアの有用性をより多くの人に伝える使命感を抱き続けています。
これからの展望
アクアリピュアは、今後も通販サイトを通じて販売され、YouTubeチャンネルや動画サイトでも使用方法や浄水効果が紹介されます。ZESDAは、災害大国である日本で、また水資源が豊かな国として持続可能なビジネスモデルを展開し続ける意欲を持っています。アクアリピュアが提供する安全で清潔な水が、世界中の人々にとっての新たな希望となることが期待されています。
この素晴らしい取り組みを知ることで、私たちも地球環境のために何ができるのかを考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。