岡山大学が「子から親へのエール論文2024」の受賞者を表彰
2025年2月9日、岡山大学(本部:岡山市北区)にて、国立大学法人岡山大学と岡山経済同友会、岡山県で組織されるダイバーシティ推進実行委員会おかやまが共催する「子から親へのエール論文2024」の表彰式が開かれました。このイベントは、親が仕事と家庭との両立に苦労する様子を高校生や大学生が考え、自らの気持ちをエッセイにまとめたもので、全国から寄せられた多くの応募の中から選ばれた作品が対象となっています。
131件もの応募の中から、特に感動的な内容が盛り込まれた計6作品が表彰されました。受賞は、大学生部門、高校生部門それぞれに分かれて行われ、岡山大学長賞、岡山経済同友会代表幹事賞、岡山県知事賞が贈られます。参加者からは、親への感謝や社会へのメッセージが込められた、心温まるストーリーが語られました。
表彰式の様子
表彰式には、大学生と高校生それぞれの受賞者が出席。受賞者に対しては、表彰状と副賞が授与され、続いて懇談会が開催されました。この懇談会では、各受賞者が自身の作品の背景や、執筆を通して得た親への思いの変化について自由に語り合いました。また、岡山県の上坊勝則副知事と岡山経済同友会の梶谷俊介代表幹事も出席し、自らの体験を交えながら受賞者たちを励ましました。彼らの言葉は、若者たちにとって大きな励みとなったことでしょう。
岡山大学の狩野光伸副理事は、「辛い体験をした人は、その経験を活かして他者の力になることができる」とのメッセージを込め、受賞者に勇気を持って社会のために語り続けるよう期待を寄せました。会場は終始温かな雰囲気に包まれ、受賞者たちにとってかけがえのない瞬間となりました。
受賞作品の紹介
受賞作品の中には、心を打たれるテーマが多くありました。例えば、大学生部門の岡山県知事賞を受賞した山陽学園大学の林鈴菜さんの「母の口癖」、高校生部門の同じく岡山県知事賞を受賞した創志学園高等学校の松本千莉さんの「私の自慢の親」などがあり、どれも多くの人々の心をつかむものでした。
このような素晴らしいフィードバックが得られる背景には、岡山大学のダイバーシティ推進の取り組みが頑張っていることが挙げられます。また、岡山大学では地域に根ざした研究活動や教育に取り組んでおり、今後の展開にも期待が持てます。
岡山大学とともに地域社会の課題解決に貢献するこの活動は、学生たちにとっても貴重な学びの場となっており、今後も注目していきたいと思います。地域に根ざした素晴らしいエピソードが多くの感動を生み出し、次世代を担う若者たちの意識を変えるきっかけとなるでしょう。
お問い合わせ先
岡山大学のダイバーシティ推進に関する詳しい情報や活動については、大学公式サイトをご覧ください。また、今後の取り組みについてもぜひ応援していきましょう。