FUJIが実現する未来を体感!
2025年6月24日から26日まで愛知県知立市にある株式会社FUJI本社で、『JISSO PROTEC 2025 アンコールフェア』が開催されました。このイベントは、同年6月上旬に東京ビッグサイトで行われた「JISSO PROTEC 2025」の後、遠方から参加できなかった方々にFUJIの最新技術を直接体験してもらうことを目的としています。
イベントでは、1月に紹介された新製品や、充実した実機展示、最新のソリューションに関するセミナーが行われました。特に目を引いたのが、FUJI Smart Factoryに関する実演デモです。この特別なデモでは、
スマートストレージを使って、AMR(自律搬送ロボット)が部材を自動的に搬送する様子が披露されました。参加者たちは、最新テクノロジーがどのように生産ラインを効率化し、近未来の工場を創造していくのかを直接観察することができました。
スマートファクトリーの未来
スマートストレージは生産計画に基づいてフィーダーを自動的に配膳・回収してくれる新しいユニットで、さらには
スマートローダーや
ノズルサプライユニットも展示され、これらは従来人手で行われていた作業を自動化することで、生産ラインの効率を飛躍的に向上させます。これらの技術は、あらゆる業界の製造業者にとって大きな魅力となるでしょう。
実演デモには多くの参加者が興味を持って集まり、リアルタイムでの稼働状況を確認することができました。参加者からは、「FUJIの自動化技術は進んでおり、ぜひ自社にも導入したい」といった声が寄せられ、FUJIの取り組みに対する期待が高まっています。
高評価のセミナー
また、セミナーでは最新の技術動向やFUJIの技術開発の方向性についても紹介されました。参加者からは、FUJIの技術力の高さとその将来性に多くの好評をいただきました。
特に印象的だったのは、今後の自動化に関心が強く、たくさんの参加者が「外段取りエリア」に対する関心を示したことです。これは生産ラインから外段取りエリアへの自動化の拡張を提案するFUJIのソリューションを実際に体感し、参加者と一緒に製造現場の未来について考えるための良い機会となりました。
未来に向けたビジョン
FUJIはSMT業界において完全自動化工場の実現を目指しており、技術開発をさらに加速させる方針です。今後も地域に根差した信頼される「FUJIブランド」を構築し、お客様の期待に応えるための取り組みを続けていく予定です。また、九州地区向けに「JISSO seminar 2025 in 九州」を2025年7月に開催予定で、さらなる技術革新の方向性に関する講演が行われます。
このように、FUJIは展示会やセミナーを通じ、電子部品実装の技術や機能を多くのお客様とシェアし、製造業界の持続的な発展に貢献していく所存です。
会社概要
株式会社FUJIは、1959年に設立され、愛知県知立市に本社を構えています。電子部品実装ロボットや工作機械の開発、製造、販売を行っており、資本金は5,878百万円です。FUJIの公式サイトでも、最新の情報をチェックできるのでぜひ訪問してください。
公式HP:
FUJI公式ホームページ
SMT専用HP:
SMT FUJI