カゴメ野菜調査2025が明らかに！子どもと大人の好き嫌いの真実とは

カゴメ野菜調査2025が明らかに！

カゴメ株式会社は、2025年5月21日から23日まで実施した「野菜定点調査2025」の結果を発表しました。この調査は、全国の4680人を対象に、野菜摂取の実態や野菜不足の要因を探るものです。毎年行われているこの調査からは、興味深い結果が導き出されました。

好きな野菜と嫌いな野菜のランキング

調査の一環として、子どもたちの好きな野菜と嫌いな野菜についても質問が行われました。その結果、子どもたちが最も好きな野菜は「トマト」で43.2%の支持を得ており、次いで「きゅうり」33.6%、そして「ブロッコリー」が32.8%となりました。一方、嫌いな野菜のトップは「ピーマン」で28.1%、続いて「なす」が25.3%、最後に「ねぎ」が19.5%という結果です。

興味深いことに、調査では“大人になって克服した野菜”に関しても触れられ、ここでの1位はやはり「ピーマン」でした。21.6%の人が、子どものころは苦手だったが、今では好んで食べるようになったと答えています。この克服の理由の中で最も多かったのが「味覚の変化」であり、多くの人が成長過程で野菜の味を受け入れるように変わったことがわかりました。

もったいない！捨ててしまう野菜の部位

調査では、意外にも「ピーマンの種」が食べられるのに捨てる人が約半数もいることが明らかとなりました。野菜本体に比べて捨てられがちな部位の一つとしてピーマンの種が挙げられ、これを活用できていない方が多いことが分かります。

具体的には、ピーマンの種やわたを含めた調理法を探ることが必要でしょう。例えば、ピーマンの肉詰めは種とわたをそのままにして仕上げると、風味豊かに仕上がります。また、グリルで丸ごと焼く方法もお勧めです。こうした活用法を知ることで、ピーマンを無駄に消費することなく、健康的な食生活を送ることができるでしょう。