同朋大学が注目される理由
名古屋市に位置する同朋大学は、現代社会が抱える様々な問題に対し、教育研究を通じて実践的な解決策を模索しています。その中でも社会福祉学部の宮地菜穂子准教授は、特に社会的養護の分野で新しい一歩を踏み出し、注目を集めています。彼女が手がけるプロジェクトや、開発されたアプリ『きずなコネット』について詳しく見ていきましょう。
宮地准教授の研究内容
宮地准教授は、社会的養護の経験者であるケアリーバーに焦点を当てた研究を行っています。日本の福祉制度の弱点や、実際の現場で感じる課題に対して、どのようにアプローチし、具体的な解決策を提示しているのでしょうか。彼女の研究は、子ども達が安心して成長できる環境を築くために不可欠です。特に、支援が必要な子ども達に対して、どのような形でサポートが可能かを探る姿勢は、教育界や福祉界でも注目されています。
アプリ『きずなコネット』の開発
宮地准教授の主要なプロジェクトの一つが、アプリ『きずなコネット』の開発です。このアプリは、ケアリーバーやその周囲の人々が情報を共有し、支え合うことを目的としています。『きずなコネット』は、リアルタイムでの情報提供や、コミュニケーションのためのプラットフォームを提供し、利用者同士のつながりを深める役割を果たしています。特に、デジタルネイティブ世代である子ども達にとって、このようなアプリは身近で使いやすく、効果的なサポートツールとなるでしょう。
社会福祉学部の学び
同朋大学では、社会福祉学科の学生は、現場での実習やフィールドワークを通じて、理論と実践を行き来しながら学びます。このプログラムは、少子化や格差といった現代の課題に対して、どうアプローチするかを直に体験できる貴重な機会です。とはいえ、理論だけではなかなか解決しきれない問題も山積しています。そのため、学生たちは、人間力、つまり人を思いやる力や共感力も同時に養っています。
オープンキャンパスのご案内
興味を持った方には、同朋大学のオープンキャンパスをおすすめします。2023年12月13日(土)にイベントが開催されますので、実際に大学の雰囲気を感じ、教育内容を知るまたとないチャンスです。こちらから申し込みや詳細情報が確認できます。
同朋大学オープンキャンパス
最後に
社会福祉に興味のある方、特に子ども達とその家庭の福祉を支えたいと考えている方は、同朋大学の宮地准教授の取り組みをぜひご覧ください。教育や研究を通じて問題解決へ向き合う姿勢は、私たちが未来に向かって進むための大きなヒントとなるでしょう。
同朋大学の田畑を知るのページもぜひご訪問ください。