アライブインターナショナルスクールが挑戦する最先端幼児教育
愛知県名古屋市に本拠を置くアライブインターナショナルスクールは、心の豊かさを育む幼児教育に力を入れています。その一環として、校長の三井博美氏は2025年7月、アメリカのスタンフォード大学にある「Being Nursery School」が主催する教育者向けプログラムに、日本人として唯一参加しました。このプログラムは、幼児教育と心理学を融合させ、教育者と子どもたちのウェルビーイングを追求することを目的としています。
「喜び」を求める教育体験
今回のプログラムでは、「喜び」というテーマの下、アメリカ全土から集まった教育者たちと共に少人数でのディスカッションや体験的な学びが行われました。ここでは、ただ子どもたちに楽しい経験を提供するだけでなく、子どもたちが「喜び」をどう育むか、また教育者自身が喜びを感じる環境作りの重要性が深く探究されました。心理学分野でも注目される「喜び」は、教育現場において極めて重要な視点です。
参加者は実際に子どもたちとの関わりを持ちながら、なぜこの教育アプローチが必要なのかを常に考え、実践と理論を行き来する学びを体験しました。また、驚くべきことに、この施設全体が「幸せそう」に溢れており、教育者の幸福感が子どもたちの学びにも良い影響を与えていることを実感しました。
日本の現場との課題
三井校長は、日本には教育現場で心理学や教育学を実践に生かす仕組みがまだ十分に整っていないと懸念しています。その結果、子どもたちの潜在能力を引き出す環境が限られています。しかし、「Being Nursery School」では、研究者や学生が直接現場に入り、実践と研究が密に結びついています。これは、日本の幼児教育にとって大きなヒントと言えるでしょう。
アライブインターナショナルスクールが目指すもの
今回のプログラムで得た経験は、アライブインターナショナルスクールの教育モデルの進化に繋がります。「英語教育 × 非認知能力 × ウェルビーイングな環境」を掲げているアライブは、この学びを活かして、日本の幼児教育に新しい選択肢を提供します。
アライブインターナショナルスクールは、英語教育を基盤にしつつ、非認知能力を育む心理学のエッセンスを積極的に取り入れています。具体的には、午前中は英語や算数などの知識を習得し、午後はアートやサイエンス、ヨガなどの実体験を重視したアクティビティを行っています。このように、実体験を通じて子どもたちが自ら主体的に考える力を育んでいるのです。
少人数制がもたらす影響
アライブインターナショナルスクールでは、定員が少人数に設定され、一人ひとりの子どもに寄り添った教育を実践しています。特に重要なのは、午前中の授業が一方的な講義形式ではなく、子どもたちが自分の意見を表現し合い、対話できるように設計されている点です。この環境からは、自然と好奇心やリーダーシップ、協調性が育まれています。
さらに、子どもたちからは「アライブに行くのが楽しみ」「帰りたくない」といった嬉しい声が多数寄せられています。
今後の展望
スタンフォード大学での経験を受けて、アライブインターナショナルスクールは「喜びにあふれた学びの場」を追求し、日本の幼児教育の新たなモデルを発信し続けます。株式会社アライブは、教育の力で未来を切り開く「世界のリーダー」の育成を目指しており、今後も世界基準の教育プログラムを積極的に展開していく予定です。
株式会社アライブの概要
愛知県名古屋市に本社を置く株式会社アライブは、2001年に設立され、英語の保育園をはじめ、数多くの教育プログラムを提供しています。代表取締役の三井博美氏は、教育を通じてより良い世界を実現するために、国内外の教育機関と共に研究・開発を続けています。
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