サステナブルなリネンサプライの未来
業務用洗濯機器の総合商社、
ビクター商事株式会社(名古屋市)は、2025年2月4日から7日まで東京ビッグサイトで開催される『国際ホテル・レストラン・ショー』に出展します。本展示会では、ホテルや旅館が抱えるリネンサプライの課題および次世代型内製リネン工場の提案を行います。このセミナーは、
2月4日(火)11時から東ホール会場にて開催されます。
リネンサプライの現状
近年、インバウンド需要の増加により、全国のホテルの稼働率が高まり、新しいホテルの建設が相次いでいる一方で、リネンサプライの供給が追いついていません。以前は多数のリネンサプライ業者から見積もりを取って選ぶことが一般的でしたが、現在では価格の急激な値上げや、サービスの提供を断る業者も増えてきました。これらの問題は、業界全体で深刻な影響を及ぼす可能性があります。
次世代型内製リネン工場の導入
ビクター商事では、これらの問題を解決するために『次世代型内製リネン工場』の導入を提案しています。これは、各ホテルや施設が自らのリネンサプライを行うための小型工場を設置することにより、必要な日々のリネンを供給できる体制を整えるものです。この方法により、配送コストの削減や環境負荷の低減が期待されます。また、リネン供給の安定性を確保することにも寄与します。
リネンサプライ工場の運用方法
現在一般的なリネンサプライ工場の運営方法では、大型トラックが干渉する洗濯物を集め、その後大型コンベアによって洗濯、乾燥、プレスの工程を経て処理を行い、さらに再び配送する必要があります。このプロセスは、遠方からの集配に多くの時間とコストを要し、ランニングコストの30~40%が運送に関わるという報告もあります。これに対抗する形で、ビクター商事はリネン工場を運営する新しい方法を提案しています。
小規模工場の設置によるメリット
提案している小型リネン工場は、地元ホテルや施設からのアクセスが容易であり、洗濯物の集配を効率化します。おおよそ70坪前後のスペースで設置でき、地域内でリネンサプライを安定的に行うことが可能となります。このような小型工場の導入は、地域経済を活性化するとともに、環境への配慮が必要な現代においても有効な手段です。
興味のある方へ
多くの宿泊業者からリネンサプライに関する不安や悩みが寄せられています。サービスの低下や高騰に直面している中、持続可能なリネンサプライのあり方を模索することが求められています。ビクター商事のこのセミナーでは、自社のリネンサプライの実現に向けた多様なノウハウを提供する予定です。
最後に、ビクター商事株式会社の代表取締役、
臼井昭人は、「小型リネン工場の導入は今後ますます重要になっていく」と語っています。皆様の参加を心よりお待ちしております。