映像通報システム
2025-04-16 12:38:12

東三河消防指令センターが新たに導入する映像通報システムとは?

東三河消防指令センター、画期的な映像通報システム導入



2025年5月1日、愛知県の東三河消防指令センターが新しい映像通報システム「Live119」を導入します。この仕組みは、豊橋市を含む東三河の5市で共同運用され、119番通報者と指令センターが映像をリアルタイムにやり取りできることを目的としています。

迅速かつ正確な情報共有を実現



新しいシステムの導入により、通報受付や災害地域の特定がより迅速に行えるようになります。通報者がスマートフォンのカメラを使用することで、音声だけでは伝えにくい緊急時の状況を直に映像で伝えることが可能になり、初期情報の把握が簡単になります。これにより、消防隊員は現場に到着するまでに必要な情報を収集し、効果的な指示を現場に送信することができるのです。

映像通報システムの利用法



「Live119」の利用は非常に簡単です。火災や災害、事故、急病、けがが発生した際に、消防がこのシステムによる撮影が必要と判断した場合、通報者に短いメッセージを送信します。通報者はそのメッセージに記載されたURLにアクセスし、画面の指示に従って必要な操作を行います。特に、撮影を開始する赤いボタンをタップするだけで、映像の送信がスタートします。

このシステムを利用するために事前のアプリダウンロードは必要なく、手間をかけることなく迅速に対応できるように工夫されています。ただし、撮影中の通信料は通報者の負担となるため、事前にその点に留意が必要です。

地域の安全を支える新技術への期待



東三河消防指令センターは、この「Live119」の導入を通じて、迅速で効果的な救急・消防活動を目指しています。「ぜひご協力をお願い申し上げます」と呼びかけています。この取り組みは、消防機関がよりハイテクな方法で地域の安全を守るための一歩となるでしょう。

全国的にこのような映像通報システムは運用が進められており、名古屋市、豊田市、岡崎市など愛知県内でも既に取り組みが見られます。地域の皆さんにとって、より便利で安全なサービスが期待されています。この情報は東三河消防指令センターの公式サイトでも確認できますので、興味のある方はぜひアクセスしてみてください。

東三河消防指令センターの詳細はこちら


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