声を聴く講演会
2025-07-07 16:45:54

地域の声を聴く大切さを考える講演会が尾張旭で開催

尾張旭市で講演会「こどもの思いをかたちにしてみよう」開催



2025年7月25日(金)、愛知県尾張旭市にて「第75回社会を明るくする運動講演会」が実施されます。この講演会の講師を務めるのは、全国こども福祉センター理事長の荒井和樹氏です。講演のテーマは「こどもの思いをかたちにしてみよう」で、地域における子どもや若者の声をどのように取り入れ、みんなで社会を良くしていくかを考える内容となっています。

全国こども福祉センターの取り組み



全国こども福祉センターは、名古屋市を拠点に、独自の形で子どもや若者の支援活動を展開しています。特に注目されるのは、着ぐるみを着たスタッフが繁華街に出向き、路上で直接子どもたちと交流を深める「アウトリーチ」活動です。これまでに26,000人以上の子ども・若者と直接接し、それぞれの異なる背景や悩みに寄り添ってきました。彼らの「声」を尊重し、地域支援に生かすための取り組みを行っています。

全国こども福祉センターは、支援対象としてではなく、「仲間」として子どもや若者を迎え入れる独自のアプローチが特徴です。この実践が高く評価され、2023年には内閣総理大臣から表彰を受けるまでになりました。

講演で伝えるテーマ



「こどもの思いをかたちにしてみよう」という講演タイトルからもわかるように、荒井氏は福祉や教育の現場で起こっている問題に真正面から取り組みます。具体的には、家庭や施設で声が届かない子どもたち、支援機関を利用しづらい理由、子どもたちが求める支援のあり方を探ります。

また、支援から「参加」や「共生」といった新しい関係性を築くことの重要性についても触れます。支援の際に生じるルールや管理が子どもたちの自由や意思を制限することの問題点を解説し、より良い関係を作る重要性を提案します。

講演では、次のようなテーマが取り上げられます:
  • - 声が届かないと感じる子ども・若者の現状
  • - 公的支援がなぜ利用しにくいのか
  • - 子どもが本当に求めている関わりとは
  • - 「非援助」の発想を活用する意義
  • - 地域コミュニティで生まれる“共生”の可能性

イベント詳細



  • - 開催日:2025年7月25日(金)13:30〜15:30(開場13:00)
  • - 会場:尾張旭市文化会館 あさひのホール(愛知県尾張旭市東大道町原田2570-3)
  • - 講師:荒井和樹(全国こども福祉センター理事長)
  • - 参加費:無料(事前申込不要・定員約200名、記念品あり)
  • - 詳細尾張旭市の公式サイト

この講演は、子育て中の方をはじめ、子どもや若者の現状に関心のある全ての方にとって、非常に有意義な機会となることでしょう。地域でできること、大人としての役割を再確認する絶好のチャンスです。ぜひ参加して、子どもの声を共に考える時間を持ちましょう。


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