名城大学とATグループ、地域貢献を目指して
愛知県名古屋市に位置する名城大学と、同じく名古屋市の株式会社ATグループは、産学連携に基づく包括的な協定を2024年4月2日に締結しました。この意義ある取り組みは、地域社会、学生、企業など多様なステークホルダーとの連携を強化し、学生の実践力を高めることを狙いとしています。
2024年度の主な活動内容
1. 産学連携協定の締結
両者の絆をより深めるため、名城大学はATグループとの協力を通じて、地域の持続可能な発展に寄与することを目指しています。産学連携を活かして、地域全体の活性化や学生の実践的なスキル向上を図ることを目的としています。
2. 経営学部とUCCのコラボレーション
経営学部の澤田ゼミでは、UCCジャパンと協力し、オリジナルのコーヒーブレンドを制作しました。デザインには愛知県の形をあしらった紙カップも採用され、2025年6月には「THE CROWN 愛知高辻ショールーム」で、コーヒー関連のイベントを開催予定です。この取り組みは、企業と学生が力を合わせた素晴らしい成果として期待されています。
3. キッズ向け健康イベント
農学部の香村准教授が指導した「Meijoプレイリーダーズ」は、2025年2月9日に日進市で「運動あそび&運動能力測定会」を開催します。このイベントは、学生が自身の学びを地域の子どもたちに活かす貴重な機会です。健康をテーマにした活動を通じて、地域への貢献を果たしていきます。
4. モビリティ展示のオープンキャンパス
名城大学天白キャンパスにて、経営学部の田中教授ゼミがさまざまなモビリティの展示を行いました。参加者はトヨタのプラグインハイブリッド車や小型モビリティの説明を受け、直接体験することができました。特に「RAV4 PHEV」を用いたクーラー機能は、来場者にとって暖かい思い出になったことでしょう。
5. アクリル板のアップサイクルプロジェクト
新型コロナウイルスの影響で使用されなくなった商談用アクリル板を利用し、大学内では学生たちがアップサイクルのワークショップを開催しました。ここで作られたトロフィーやキーホルダーは、イベント参加者への記念品として配布される予定です。こうした取り組みを通じて、環境問題への意識も高まっています。
2025年度に向けた新たな展望
名城大学とATグループは、2025年度には「電動車の利活用」と「地域活性化」とのテーマに基づいた新しいプロジェクトを進める予定です。特に「Mobility for ALL」を目指し、誰もが移動の自由を享受できる社会作りに貢献していきます。地元情報を発信しつつ、さらなる地域とのつながりを深め、多くの人々と共に「良かった」を生産する仕組みを作っていくことでしょう。
お問い合わせ先
名城大学社会連携センター
TEL: 052-838-1151 担当/才木
Email:
[email protected]
株式会社 ATグループ 総合企画部
TEL: 052-883-3155 担当/森島
Email:
[email protected]
名城大学の取り組みが示すのは、学生たちの実践力を地域貢献に繋げる可能性です。今後も様々なプロジェクトを展開し、地域を活性化していく姿に期待が高まります。