看護交流会初開催
2025-09-02 10:31:23

精神科訪問看護交流会が初開催!立場を超えた連携の輪が広がる

兵庫で開催された「精神科訪問看護ネットワーク交流会」



2025年8月23日、兵庫県加古川市の総合福祉会館で、「第1回 精神科訪問看護ネットワーク交流会」が開催されました。本イベントは、精神科訪問看護の分野における新たな取り組みで、100人以上の医療・福祉関係者が集まりました。

開催の背景:地域医療福祉の課題の克服



精神科領域では、訪問看護師や支援員など多職種が協力して利用者の安定した生活をサポートすることが重要ですが、実際には支援者同士のネットワークが未発達で、顔が見えない相手とは連携しにくいという課題がありました。そうした中で、株式会社eWeLLとミチルワグループの就労移行支援事業所「ハンズ」が共に実施するこの交流会が開催されました。

トップランナーによる特別講演



講演には、精神科訪問看護の分野で豊富な経験を持つ小瀬古伸幸氏と中村義幸氏が登壇しました。小瀬古氏は「多職種連携」の重要性を強調し、参加者同士が顔を合わせ、意見を出し合うことの大切さを伝えました。この活動を通じて、参加者たちは職種の壁を越えた交流を実感しました。

中村氏は、「クライシス・プラン」の重要性について語り、精神的な不調に備える支援方法を提案しました。このプランは、当事者と支援者が共同で作成することで、権利を尊重しつつ適切な支援を行うことを目指しています。

熱気あふれるワークショップ



本イベントは二部構成で行われ、小瀬古氏のワークショップでは、参加者が一つの輪を形成してお互いの意見を尊重しました。リフレクティングという対話プロセスを通じて、より深いコミュニケーションが促進され、参加者は共通の目的に向けて理解を深めました。

中村氏のセッションでは、実際に「クライシス・プラン」を作成するグループワークが行われ、参加者は新しい視点を得る機会となりました。参加者からは、自らの経験を基に意見を交わし合う貴重な経験だったとの声が多く寄せられました。

心温まるおもてなし



交流会では、地元の「ハンズ加古川」の利用者が製作した手作りのコースターが参加者に贈られ、温かい雰囲気を醸し出しました。また、休憩時間には、「コーヒー豆専門店あろは」のコーヒーが提供され、参加者同士の交流が深められる場となりました。

今後の展望



本交流会は、全国から多くの医療・福祉関係者が集まり成功裡に終わり、次回の開催が期待されています。eWeLLとハンズは、引き続き地域医療福祉のネットワーク強化に取り組み、誰もが安心して暮らせる社会の実現に向けて尽力する意向を示しています。今後もこのようなイベントを通じて、医療・福祉の専門家が一丸となり、地域に貢献する機会を増やしていきたいと考えています。


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