製造業が牽引、2024年CDPスコア独自調査結果発表

株式会社エスプールブルードットグリーンは、2025年4月17日に発表される「2024年CDPスコア」に関する独自調査を行い、その結果を公開しました。CDPとは、企業の環境への取り組みを評価するために、国際NGOが提供する質問書に対する企業の回答を基にスコアを付与する仕組みです。

2024年CDPスコアの概要

エスプールブルードットグリーンの調査によると、2023年と比較し、気候変動・水分野におけるAスコアを獲得した企業が増加していることが確認されました。特に、製造業はAスコアを最も多く獲得したセクターであり、業界全体でのサステナビリティへの意識向上が顕著に表れています。

2024年のCDP質問書には、世界の時価総額の66%以上を占める約24,800社が回答しており、日本企業からもプライム企業の7割を超える2,100社以上が参加しています。この調査では、各セクターのスコア分布や、Aスコアを獲得した日本企業の一覧が提供されており、2025年CDP質問書の変更点についても詳しく説明されています。

サステナビリティ経営の重要性

近年、多くの企業がカーボンニュートラルを目指し、持続可能な経営への取り組みを強化しています。エスプールブルードットグリーンは、こうした企業のパートナーとして、サステナビリティ経営をトータルで支援しています。累計支援企業数は600社を超え、CDP質問書の回答支援、温室効果ガス排出量の算定、TCFDやTNFDに関する情報の開示支援など、多岐にわたるサービスを提供しています。

特に2024年のCDP質問書では、これまでで最多となる185社に対し、243件の回答支援を実施しました。これにより、企業は自身の環境活動をより正確に評価し、改善点を把握することができるようになります。

今後の支援体制について

エスプールブルードットグリーンは、今後も豊富な実績と専門的なノウハウを活かし、各企業の状況に応じた支援を提供していく方針です。2025年に向けてCDPへの回答に不安や悩みを抱えている企業に対しても、気軽に相談できる窓口を設けています。サステナビリティの実現に向けて、一緒に歩んでいけるパートナーでありたいと考えています。