エプソンPCが示す製造業DXの可能性
2025年4月9日から11日まで、名古屋ポートメッセにて行われた「第10回ものづくりワールド名古屋 製造業DX展」において、エプソンダイレクト株式会社が出展しました。この展示会は、製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が高まる中、多くの企業にその現場での実践例を紹介する場となりました。
展示会概要
今回のイベントは、エプソンPCの活用を通じて、さまざまな共創先企業が提供するソリューションのデモンストレーションに焦点を当てていました。また、エプソン製Copilot+ PCの先行展示も行われ、製造業への新しいアプローチが注目されました。展示会は、各日10:00から17:00までオープンし、多くの来場者が足を運びました。
共創企業の展示
エプソンのブースでは、NECネッツエスアイ、進和、ダイキン工業、日本マイクロソフトといった企業のソリューションが紹介され、それぞれ独自のアプローチで製造業DXの実現を支援しています。これらの企業は、リアルタイムデータの可視化、データ収集の最適化、品質マネジメントシステムのDX化を様々な視点から提案し、業界全体の生産性向上に寄与しています。
NECネッツエスアイ株式会社
同社が展示した「工場DXダッシュボード」は、工場内のデータをリアルタイムで視覚化し、誰でも直感的に理解できる形で各種情報を解析します。特に、相関分析とアラーム通知機能は、効率的な業務運営を促進。データの収集から活用まで、トータルにサポートする体制が整っています。
株式会社進和
進和は、自社の製品であるSDS-Managerを通じて、異常履歴の検索や生産状況の見える化を実現。このソリューションは、異常発生時のドライブレコーダー機能も搭載されており、OEM・ODM製品として幅広い導入が可能です。さらに、エプソンPCの高性能モデルを活用して、幅広いクライアントニーズに応えています。
ダイキン工業株式会社
ダイキンの「QX digital solution」は、品質マネジメントにおけるDXを効率化するためのパッケージであり、品質情報を企業システム内で循環させる仕組みを提供します。このシステムの導入により、業務全体の改革をしやすくするポイントも共有され、参加者の関心を集めました。
日本マイクロソフト株式会社
マイクロソフトのブースでは、エプソンのCopilot+ PCが紹介されました。この製品は、AI処理をオフラインでも行える特長があり、製造業におけるAIの活用が注目されています。AI技術の進化により、現場での業務効率化が期待されています。
セミナースペースの活用
エプソンPCでは、各日ショートセミナーを開催し、各企業が提供するソリューションのメリットや実際の活用事例を紹介しました。参加者は、DXにどのように投資すべきか、またその効果を実感するための具体策を知る良い機会となったでしょう。特に、エプソンPCの長期保守やPC貸出プログラムについての説明も好評で、多くの企業が導入に向けた一歩を踏み出す手助けとなりました。
今後の展望
エプソンPCは、これからも製造業の課題解決に貢献するため、高品質なプロダクトを提供し続けます。製造業DXの推進には、企業がそれぞれのニーズに合ったソリューションを見つけることが重要です。エプソンはその実現に向けて、パートナーとの連携を強化し、さらなるイノベーションを追求していく姿勢を示しており、業界全体の発展に寄与し続けるでしょう。