高齢者見守り展開
2025-09-30 15:57:41

高齢者見守りインソール「みまもり イル!」が福祉機器展に出展

高齢者見守りインソール「みまもり イル!」が福祉機器展に出展



愛知県一宮市に本社を置く株式会社イルは、2025年10月8日(水)から10日(金)まで開催される第52回国際福祉機器展&フォーラム(略称H.C.R.2025)において、主催者企画『福祉機器開発最前線』に出展します。

H.C.R.2025とは



H.C.R.2025は、アジア最大級の福祉機器の国際展示会で、今年で52回目を迎えます。このイベントは、世界各国から福祉・介護関連の企業や団体が集まり、ハンドメイドの自助具から最新技術を使用した介護ロボットまで多彩な福祉機器を展示する場です。ここでは、実際に製品に触れ、体験できる貴重な機会が提供されます。

具体的には、製品展示に加え多くのセミナーやシンポジウムも行われ、介護・福祉に関心を持つ一般の方々にも広く注目されています。

主催者企画『福祉機器開発最前線』



『福祉機器開発最前線』は、福祉機器の未来と進化を体験できるコーナーで、先進的な研究や製品が集結します。今年は9社が参加し、株式会社イルもその一社として、高齢者見守りGPSインソール「みまもり イル!」を提案します。

高齢者見守りGPSインソール「みまもり イル!」の特徴



「みまもり イル!」は高齢者の見守りを目的として設計されたインソール型デバイスです。インソールにはGPSとIMU(6軸センサー)が内蔵されており、利用者の動きや位置情報をリアルタイムで把握し、持ち忘れを防ぐ仕組みです。普段履いている靴の中敷きを入れ替えるだけで使用が可能で、外出開始時や帰宅時、さらには転倒の動きも検知し、見守り者へ通知することができます。

課題解決のアプローチ



従来のGPS端末でよく見られる問題点、「持ち忘れ」や「違和感による忌避」に対処しています。利用者は自然に使えるデザインのため、持ち歩くことを忘れにくく、消極的に使用される心配がありません。

転倒検知機能の実装



さらに、インソール内のIMUを利用して転倒検知機能も搭載される予定です。転倒の際には介護者に速やかにアラートが送信され、適切に対応できる体制が整います。この機能は2025年中にアップデートされる予定です。

在宅介護と施設利用の両方に対応



「みまもり イル!」は、高齢者とその見守りを行う介護者を明確に分け、同一デバイスを通じて複数のオーナーが情報を共有できる機能を持っています。在宅介護の現場でも家族が一緒に利用でき、施設においても利用者の位置を統一して管理することができます。

超高齢化社会における課題と解決策



日本は超高齢社会に直面し、認知症の高齢者が増加する中で、見守りの重要性が高まっています。2025年には認知症患者が700万人に達すると予測され、徘徊や事故のリスクが増加します。このような状況において、「みまもり イル!」は新しい見守り方法を提供し、高齢者が自立した生活を送れるよう支援します。家族や介護者はいつでも遠隔で見守ることができ、安心して日常生活を送る環境を実現することが目標です。

H.C.R.2025の詳細情報



この取り組みの一環として、H.C.R.2025では多くの企業や団体が集まり、各自の取り組みを発表します。お越しの際はぜひ、株式会社イルのブースも訪れて「みまもり イル!」の実物を体験してみてください。福祉機器の未来を感じるこの機会に、多くの方々が参加されることを期待しています。

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【開催概要】
名称:H.C.R.2025 第52回国際福祉機器展&フォーラム
会期:2025年10月8日(水)~10日(金)
会場:東京ビッグサイト
入場料:無料(事前登録必要)
詳細は公式サイトをご覧ください: H.C.R.2025

株式会社イルは、「みまもり イル!」の開発に加え、STEAM教育を提供する事業も展開しています。地域社会に対する取り組みを通じ、高齢者支援と子どもたちの教育の両面で貢献していきます。


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