東海若手起業塾が18期生を募集開始
岐阜県を拠点に、社会起業家を育成している「東海若手起業塾」が2025年度の塾生を募集します。このプログラムは、社会課題に向き合い、ビジネスの力で解決しようとする若き起業家に向けた完全に実践的な半年間の内容です。今回の募集は、2025年4月23日から2025年6月30日まで。過去17年間で70名以上の起業家を輩出してきた実績があります。
「東海若手起業塾」が誕生した背景とは?
2000年代に入り、社会の問題が複雑化する中で、日本でもNPOやソーシャルビジネスの動きが注目を集めています。この状況を受け、2008年にスタートした「東海若手起業塾」は、社会や地域の課題にビジネスを通じて立ち向かう若い起業家たちを応援することを目的にしています。ブラザー工業株式会社と共に設立されたこのプロジェクトは、地域を豊かにする企業の育成を目指しています。
これまでに、この塾から誕生した起業家たちは、様々な業種で活躍しており、地域や社会を変革するための新たなビジネスモデルに挑戦しています。卒塾生は様々な社会的テーマに対しても取り組みを強化し、その成果として経済的な拡大を果たしています。
起業家の成長を支援するプログラム概要
「東海若手起業塾」は、地域や社会の課題に対処しようとする起業家のための、現場での実践を重視したプログラムです。選考を経て、8月にはチームが編成され、具体的な支援がスタート。メンターや支援チームとのディスカッションを通じて、実践経験を積むことができるため、社会を変えるための事業を育てることが魅力です。
主な特徴として、次の三つがあります。
1.
起業家コミュニティ: 17年間のネットワークを活かし、共に学び合い、全国で活躍する起業家と交流する機会があります。
2.
メンター: 経験豊富な起業家が「なぜそれをやるのか」「誰のためにやるのか」を問い続け、起業家の成長を促します。
3.
支援チーム: 起業家ごとにチームが編成され、コーディネーターとプロボノからのサポートを受けることができます。
特徴的なメンター陣
プログラムには、実際に地域で活躍するメンターたちがいます。彼らは自身の経験を元に、起業家の成功に向けた具体的な指導を行い、起業家たちの背中を押してくれる存在です。例えば、株式会社PEERの佐藤真琴氏は、ウイッグ製造からがん患者支援の専門美容室を開設し、地域に貢献してきた実績があります。また、高橋綾太氏は、社会起業家として、地域の健康診断管理を行う法人の設立に成功した起業家です。
参加に関する詳細情報
このプログラムでは、2025年9月から始まり、2026年2月まで続く予定です。塾生は3名から4名を募集しており、参加費は無料。宿泊費や交通費も一部補助があるので、安心して参加できます。選考は書類選考と最終選考が行われ、応募者はプレエントリーを経て、エントリーが求められます。具体的な日程は公式ウェブサイトを確認してください。
地域や社会を変えたいと考える若者には、刺激的で貴重なチャンスとなるこのプログラム。今こそ、自分の意思で未来を切り拓くための第一歩を踏み出してみましょう。興味がある方は、公式ウェブサイトを訪れて、詳細情報をチェックしてください。