ドルトンX学園開校
2025-12-10 14:49:26

新たな学びの形!「ドルトンX学園高等学校」が岩手に誕生

新たな学びの形!「ドルトンX学園高等学校」が岩手に誕生



2027年4月、岩手県一関市に新しい通信制高校「ドルトンX学園高等学校」が開校します。これは、河合塾グループが提供する日本初の「地域拠点滞在×通信制」というハイブリッドな学びのスタイルを採用した学校です。ドルトン東京学園(東京都調布市)の姉妹校として設立され、国内外の地域拠点で探究学習を行いながら、オンライン学習も取り入れる独自の教育モデルを実現します。

設立の背景



河合塾グループは今年、新たな教育の挑戦を通じ、社会に貢献する人材の育成に力を入れています。1933年の創立以来、幅広い年齢層に対して一貫した教育を行っており、この度のドルトンX学園高等学校もその流れを受け継ぐものとして注目されています。

社会の変革に対応した新しい教育の在り方を常に探求してきた河合塾が、非認知能力の成長を重視する姿勢は、この学校でも色濃く反映されています。ドルトン東京学園の一期生が身につけた「共感・傾聴力」は、探究や挑戦を通じて高められるものとされており、今後の生徒たちにも大いに期待が寄せられています。

ドルトンX学園の特長



「ドルトンX学園高等学校」の最大の特長は、学生が地域に滞在しながら探究学習を行う点です。高校2年次には、3カ月単位で国内外の4つの拠点に滞在し、日々の学びを通して五感を活用した「探究」と「挑戦」を実現します。午前中はオンラインでの教科学習を、午後は地域に出てフィールドワークや探究活動に取り組むスタイルです。

さらに、1年次と3年次には本校となる一関市の敷地内にあるNTT中央研修センターに滞在し、最新のテクノロジーについて学ぶ機会も設けられています。この学校では、ただ単に教科書に頼るのではなく、実際に現地で学ぶことが重要視されています。

学校のビジョン



ドルトンX学園では、生徒に対して「好奇心モンスター」となることを求めています。探究、解決、協働に興味を持つ生徒たちが集まり、彼らが成長することで新たな価値が生まれることを目指しています。そうした学びの中で、学生たちは自らの世界を広げ、社会に貢献する力を身につけることが期待されています。

設立者の河合英樹理事長は、「自らの人生を主体的に切り拓く人を育む」という理念のもと、教育の新たな可能性を追求していると語っています。この理想が「ドルトンX学園」の名にも表れており、Xは変数を意味し、無限の成長が可能であることを示唆しています。

開校までのスケジュール



「ドルトンX学園高等学校」は、生徒募集を2026年10月に開始し、2027年4月の開校を目指しています。地域社会との連携を深め、多様な探究テーマを設定し、それをもとにした教育が展開されることでしょう。

設置された場所も一関市に異なる魅力が詰まっており、その地域資源を活かした学びが行われる予定です。過去の復興や自然エネルギーなど、多様なテーマに取り組むことで、学生たちは地域社会への理解を深め、持続可能な未来を考える力を養います。

また、地域課題を学生と共に解決していくことを通じて、当地の発展にも貢献していくことが期待されています。企業や自治体とも連携しながら、新しい学びの場を創り出すドルトンX学園の今後にぜひご注目です。


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