四日市大学の無人コンビニにAkerun導入で利便性向上

四日市大学の無人コンビニにAkerun導入

三重県四日市市に位置する四日市大学と四日市看護医療大学に、無人コンビニエンスストアが新たに登場しました。この新しい店舗には、Akerunという先進の入退室管理システムが導入されており、教育機関内の安全性と利便性の向上が図られています。

Akerunの導入背景

以前は有人の売店がありましたが、営業時間が限られていたため、利用者にとっては不便を感じていました。この問題を解決するため、両大学は新たに無人のコンビニを設置し、学生や教職員により良いサービスを提供することに決めました。この際、物理的なセキュリティの強化や入退室ログの管理が必要不可欠であるため、Akerunを採用することにしました。

Akerunの特長

Akerunは、スマートフォンやICカードを使用してドアを解錠できるスマートロックシステムです。このシステムにより、利用者は事前に登録したデバイスを用いて、手軽にコンビニへアクセスできるようになります。工事不要で簡単に導入できるため、初期投資を抑えつつも、効率的な店舗運営が可能です。また、営業時間は従来の10時～15時から8時～17時に延長され、利便性の向上が実現しました。

大学の魅力と今後の展開

四日市大学は、1988年に設立され、「人間たれ」という建学の精神を基に地域に根付いた教育を行っています。一方、四日市看護医療大学は、高度な専門性を備えた医療関連の人材育成に力を入れています。この二つの大学が協力することで、新しいサービスの導入に成功しており、地域社会への貢献も強化されています。

今後、フォトシンスと理経は、この成功事例をもとに他の大学や学校法人にもAkerunの導入を広めることを計画しています。無人運営は多くの業界で注目されているトレンドであり、教育機関においてもその利点が評価されるでしょう。

Akerunのシステム概要

Akerunは、クラウド上で鍵の管理を行う仕組みで、インターネットに接続することでさまざまな扉のアクセスコントロールを行います。これにより、利用者は便利に鍵の施解錠が行え、企業や学校でもすぐに導入可能なシステムです。学生証や教員証をスマートキーとして活用できるため、新たなセキュリティの在り方が模索されています。