株式会社永賢組の挑戦:AI×DXによる建設業の未来
愛知県春日井市に本社を構える株式会社永賢組は、建設業界の様々な課題に立ち向かうため、AIとデジタルトランスフォーメーション(DX)を駆使した新たなアプローチに挑んでいます。様々な社会問題に直面する中、特に後継者不足や高齢化、人手不足などの重荷を抱えるこの業界において、永賢組はその実行力と発想の柔軟さを強みに、変革を進めるための戦略を模索しています。
AI経験の活用とは
永賢組では、米国におけるAI体験から得た教訓を自社の現場にフィードバックし、実践的な道筋を築いています。この体験を通じて、同社は「大規模言語モデル(LLM)」や「エージェント型AI」など、AI技術の新たな進化を学び、従来のルールベース型のAIといった限界を超えた使い方を模索中です。
特に、AIを利用した業務の自動化や顧客対応の質向上、営業プロセスの最適化など、さまざまな実務レベルでの活用が進んでおり、その詳細を学ぶために、マイクロソフト本社を訪問し、担当者と意見交換も行いました。これにより、業務の効率化や各種機能のAI化を通じた体制の構築を目指しています。
DX推進チームの誕生
永賢組は、AIとDXを推進するための専用チームを設置し、現在も活動を進行中です。今年の9月からは、より明確な使命感をもって『AX推進室』として新たなスタートを切りました。国内の建設現場へAIを導入し、社内の各機能もAI化を進めることによって、全体としての効率を高め、業務の最適化を図ります。
未来を見据えた取り組み
永賢組の目指す未来は、グループ全体が一元的に連携しながら、人材や情報を効果的に管理・活用することです。特に後継者不在の企業に対してM&Aを通じて支援する方針を持ち、これによりエコシステム全体の持続可能な発展に寄与する計画を立てています。
さらに、代表の永草は米国にも拠点を設けることで、AI人材の確保とスタートアップの立ち上げに挑戦し、新しい事業モデルの創出を目指しています。これにより、日本とアメリカの市場が交わり、よりグローバルな視点での推進が可能になるでしょう。
株式会社永賢組の概要
1955年に愛知県春日井市で創業した株式会社永賢組は、建設業に留まらず、さまざまな分野での挑戦を続けています。商業、医療、福祉施設など、幅広い事業を展開し、これらの全ての工程を社内で支援しています。今後も社内改革を進めつつ、新たな価値やサービスの提供で業界を牽引する存在となることを目指しています。
会社情報
- - 会社名:株式会社永賢組(ながけんぐみ)
- - 代表者:永草 孝憲(ながくさたかのり)
- - 所在地:愛知県春日井市堀ノ内町4丁目1-20
- - 創業:1955年3月
- - 資本金:1億5千万円
- - 事業内容:建築・土木・不動産事業、社会貢献活動など
- - URL:www.nagaken.com
- - お問い合わせ:広報担当:加藤麻衣([email protected])