春日井の新書店
2025-07-01 17:48:01

愛知・春日井の新感覚書店『Port Books』がオープン!ファミリー向けの本屋をつくる

愛知県春日井市にオープンした『Port Books』



2023年6月27日、愛知県春日井市のJR勝川駅前に新しい書店『Port Books(ポートブックス)』がオープンしました。この書店は、最新の書籍や古本をそろえたシェア型書店で、地域の皆さんが一緒に本を楽しむことを大切にしています。大きな街並みの中にあって、開放感のある約5坪(16㎡)のスペースに本を通じて、人々が交流できる空間を提供します。

誰でも気軽に読書を楽しめる場所



勝川駅周辺には、小さなお子さんを持つファミリー層が多く住んでおり、地域とのつながりを感じられる本屋が求められています。『Port Books』では、子供向けの本を中心に、暮らしや育ちを彩る作品を幅広く取り揃えています。書店の創業者は、15年間の売場づくりの経験を活かし、本が身近な存在であるように工夫を凝らした棚の構成を行っています。

店内では「生きかた」「働きかた」「読み物」「衣食住」「子ども」といったテーマを設けた棚を展開し、毎週異なるテーマに基づいた本が並ぶため、訪れるたびに新たな発見があることでしょう。また、POP広告を効果的に使用し、誰もが選びやすい環境を作り出しています。

シェア型書店の楽しみ方



『Port Books』は、会員が自分の本を持ち寄り、委託販売する仕組みを導入しています。このシェア型書店では、個々の会員がオリジナリティを持った本棚を作ることができ、他の利用者と本を通じて会話を楽しむことができます。

1. 会員制度の紹介



この書店では、中に入っている「わたしの本箱」会員 と「みんなの本棚」会員の二種類の制度があります。特に「わたしの本箱」会員は、自分の本を展示できる棚を持つことができ、自由に装飾して自分のスタイルを表現できます。月額3,300円(税込)で、約35㎝×35㎝×29cmのスペースを貸出します。

一方、「みんなの本棚」会員なら、月額1,650円(税込)で共用の棚を通じて本を15冊まで委託可能です。これにより、多様な本を楽しむことができ、入れ替えも自由で、自分の好みに応じてさまざまな本と触れ合えるのです。

2. オリジナルスリップでのコミュニケーション



書店では、オリジナルのスリップを用いて本の管理を行っています。このスリップには販売価格の記入や、購入者へのメッセージを書くことができる欄も設けられています。これにより、売り手と買い手の間に心温まるコミュニケーションが生まれ、ただの取引ではない「人と人のつながり」も感じることができます。

イベントで生まれるコミュニティ



『Port Books』では、親子読み聞かせ会や読書会、ひと箱古本市など、さまざまなイベントも企画しているので、地域の人々が集う楽しいコミュニティの場を育てています。会員同士がアイデアを出し合う「寄り合い」も設けており、参加者全員でつくる本屋として運営していくことを目指しています。

未来へのビジョン



この10年で書店は3割以上減少していると言われている中、地域に根づく書店を目指し、子どもたちに新たな本との出会いを提供したいと創業者は考えています。本棚から選ぶ楽しさや、難しい本に挑戦するドキドキ感をぜひ次世代に伝えていきたいという思いから『Port Books」は設立されました。将来的には、親子で本を選び、一緒に楽しむことができる場所を提供し、地域に愛される本屋として成長していくことを目指します。

基本情報



春日井の新たな地域の文化と魅力を発信する『Port Books』、あなたもぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。


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